
年に一度開催されるシドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラ・フェスティバルは、2024年に第46回目を迎えます。シドニーの街では、2月16日から3月3日まで多様性やアクティビズム、そしてオーストラリアのLGBTQ+の歴史を称える様々なイベントが繰り広げられ、LGBTQ+の旅行者の天国になります。

シドニー・マルディグラの起源は、ストーンウォール事件への抗議運動の記念日に合わせて活動家らが行進した、1979年6月24日の歴史的な夜にまでさかのぼります。活動家らは、行進の途中で不幸な出来事に見舞われましたが、今日のマルディグラはオーストラリアで最も有名なイベントのひとつとして確固たる地位を築いています。この場所で、アクティビズムと抗議活動、そして、LGBTQ+コミュニティのレジリエンスを称えるお祭りに参加しましょう。

このお祭りは、創造性とプライドが爆発する象徴的なマルディグラ・パレードで始まり、続いて夜には、音楽と歓喜に満ちた壮大なマルディグラ・パーティーが行われます。プログラムを通して、エンターテイメントや文化、アクティビズムが融合した様々なイベントが用意されています。
マルディグラ2024は過去を尊重し、現在を祝い、よりインクルーシブな未来を描くために、人々がひとつになるダイナミックな祭典になるでしょう。 シドニー行きのフライトをチェックして、お祭りに参加する準備をしましょう。

街の中心に鎮座するのは、かの有名なシドニー・オペラハウス。昨年、50周年を迎えて見事に改装されたこのコンサートホールは、どんなときも感動を与えてくれます。すぐ隣のシドニー・ハーバーブリッジではスリル満点のクライミングを体験でき、美しい風景を堪能し、オペラハウスを背景にした写真撮影を楽しみつつ風を感じましょう。
街からわずか15分のところにあるボンダイビーチは、きめの細かい白い砂浜と打ち寄せる波が魅力的で、さらにボンダイ・アイスバーグス・クラブのプールでは海辺で楽しいひとときを過ごせます。
これよりも北のマンリーには、トロピカルな入り江やマンリー・バイク・ツアーズがあり、美しい景色とともにリラックスできます。夜はシック スタジオ ウォーキング ディスタンス フロム エブリシング(Chic Studio Walking Distance From Everything)に滞在して、ありのままの自分で過ごしましょう。


シドニーを特徴づける活き活きとしたLGBTQ+の文化に浸るべく、20世紀半ばからLGBTQ+シーンの中核を担ってきたオックスフォード・ストリートがあるダーリングハーストに足を踏み入れましょう。
象徴的な「The Imperial Erskineville」や「Universal」といったバーなどに代表されるように、クラウン・ストリートにはLGBTQ+の施設が立ち並び、毎晩のショーや多彩なエンターテインメントの中心地となっています。シドニーの街で踊り、ドラァグショーを楽しんで、LGBTQ+の魂を称えましょう。また、The Bearded Tit(バー)やCarriageworks(アートスペース)など、LGBTQ+が運営する人気スポットを探索してはいかがでしょうか。

シドニーのグルメシーンはシーフード好きにはたまらない場所となっており、特にカキのような新鮮な味を楽しめることで有名です。サリー・ヒルズの「Nour」でみんなで囲む料理に、ウィンヤードの「Shell House」のおいしいパッパルデッレなどと、この街はあらゆる好みに応えます。
「Fish Butchery」では、燻製の魚からおいしいアイスクリームまで、魚を中心とした独創的な料理を提供しています。「Saint Peter」や「Charcoal Fish」などのお店でのんびり食事をするにしても、テイクアウトするにしても、誰もが楽しめる選択肢が揃っているのがシドニーです。
ポッツポイントの「Long Chim Cafe」など、LGBTQ+の方がオーナーを務め運営を手掛ける様々なお店を探索しましょう。
シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラの最大の魅力は、すべての人が歓迎されることです。この素晴らしいお祝いに参加して、街に息づく歓喜に満ちた雰囲気を体感しましょう。