自然とふれあい、旬の味覚を楽しむ── ここは、使われなくなった空き家をリノベーションして生まれた、食と農をテーマにした小さなお宿です。 到着するとまず、季節の恵みを詰め込んだ農作物のウェルカムギフトがお出迎え。畑で育った野菜や果物の香りが、旅の始まりを彩ります。 ご宿泊中は、お米を好きなだけ食べて頂けます。（無料） 朝には、遠くでキジの鳴き声が聞こえ、夜には満天の星。自然のリズムに包まれながら、心と体がゆっくりほぐれていく時間をお過ごしください。

こんにちは、ホストのNAOKIです。 とにかく「食べること」が大好きで、道の駅に立ち寄ると、ついつい両手いっぱいに野菜や果物を買い込んでしまいます。中でも果物には目がなく、3年前にふとしたご縁でこの“果物のまち”紀の川に移住してきました。初めて来たときから、「ここだ」と運命のようなものを感じていたんです。 今ではご近所さんから、採れたての野菜や果物をたくさんおすそ分けしてもらう日々。食べものが豊かにある暮らしって、心まで満たされていく気がして。だから、ここに来てくださる方にも、自由にお米を炊いて、季節の味覚を思いきり楽しんでもらえる、そんな場所をつくりたいと思ってきました。そしてようやく、この夢がかないました。 実は以前、15年ほどホテルマンをしていました。でも、旅先でかしこまって着飾って泊まるより、もっと肩の力を抜いて、自然の中で深呼吸できるような、そんな場所があってもいいんじゃないかと考えるようになって。 この宿では、普段は気づかない風の音や土の匂い、空の色にふと心を向けられるような、感覚がほどけていく時間を過ごしてもらえたらと思っています。 朝の散歩道は、小道が入り組んでいて、ちょっと迷いそうになるのも楽しいところ。夕暮れには、西の空に大きな太陽が沈んでいくのが見えて、思わず立ち止まってしまいます。 そして何より、自慢したいのは、そこら中にあるたくさんの農作物！ ぜひ、あなたにもこの豊かさを体験していただけたら嬉しいです。

【フルーツ王国・紀の川】 紀の川市は桃・イチジク・柿・八朔など、全国有数の果物の産地。 【粉河寺（西国三十三所 第3番札所）】 宿泊施設から車で約10分。国の重要文化財である大門や本堂が見どころです。 【丹生酒殿神社（にうさかどのじんじゃ）】 車で約5分。古くから農耕の守り神として親しまれる神社。静かな境内散策がおすすめです。 【丹生都賀姫神社（にうつがひめじんじゃ）】 車で約15分。高野山信仰とも深く関わりを持つ歴史ある神社で、紀の川流域を見守る女神「丹生都比売大神」を祀っています。四季折々の自然と調和した神域は、特別な静けさを感じられるスポットです。 【めっけもん広場】 地元の農産物や特産品が揃う直売所。宿泊のお土産探しにも便利です。車で約15分。 【高野山】 車で約50分。世界遺産に登録された聖地で、奥之院や壇上伽藍など歴史的建造物が立ち並び、特別な時間を過ごせます。 【貴志駅（たま駅長の駅）】 宿泊施設から車で約30分。和歌山電鐵の終着駅で、猫の駅長「たま」が全国的に有名になった観光スポット。現在は「ニタマ駅長」がお出迎えしています。 【周辺散策】 藤井地区は自然豊かな農村地帯。四季折々の風景を楽しみながら、のんびりと散策いただけます。