140年以上前に建てられた、この地区に伝統的に伝わる中門造りの茅葺き民家の宿。 薪を焚く囲炉裏、炭の囲炉裏、ご飯を焚く竈門（かまど）、オイルランプ、五右衛門風呂など当時の生活を偲ぶアイテムが充実。当宿のスタッフがこれらを実際に使ってお客さまをおもてなしいたします。 【きりたんぽ鍋】 冬季間の夕食でお楽しみいただける秋田名物の「きりたんぽ鍋」はこだわりが沢山。 「たんぽ」は自家製米を薪の竈門で炊き上げて炭火で炙る本格自家製たんぽ。 その自家製米も農薬・化学肥料無使用の有機米を天日干しにした手間暇かけた特別なもの。 出汁とお肉は秋田名物の比内地鶏。きのこ、野菜も塩も醤油も地元産のみで作ります。 ここだけで食べることができる特別なきりたんぽ鍋です。 【日本酒】 当宿自家製の有機天日干し米のみを使い、奥羽山脈の伏流水で隣町にある浅舞酒造が醸した特別な一品。 他の田んぼも民家もない最上流の田んぼを探すところからこだわった最上級のお米。有機肥料も山の外からはほとんど持ち込まずに育てた一品ですから、秋田の里山を瓶に詰め込んだまさに日本酒の「テロワール」をお楽しみいただけます。 【食器や民具類】 食器は地元秋田の白岩焼の焼き物や、隣町湯沢市の川連（かわつら）漆器などを使用。曲げわっぱのお盆やご飯をいれるおひつなど、秋田のものに囲まれてお過ごしください。 【築140年以上の茅葺き民家】 当宿は築140年以上の茅葺き民家を5年かけて再生した宿です。 茅葺き屋根の材料となるススキはそのほとんどが地元羽後町で茅刈りをして集めたもの。 その茅を地元の職人さんが葺きあげた地元秋田産の屋根です。 土壁の原材料は当宿の庭の土に自家製の藁を刻んで混ぜて発酵させたものですし柱は梁なども地元産の木材を利用した、まさに昔ながらの地産地消の建物です。