日本では空き家の数が年々増えています。まだ使えるはずの建物が、静かに壊され、忘れられていく現状があります。 このプロジェクトは、「私たちにできることがあるのでは」と思った、ひとつの問いから始まりました。 2025年には、長く空き家だった町家を改修し、静かでミニマルな宿として「YALDA apartment」をオープンしました。 そして2026年には、築120年の元お茶屋を改修した「YALDA hotel」のオープンを予定しています。 この活動は、地域の方々、そして宿を選んでくださるゲストに支えられています。 その土地の歴史や個性を大切にしながら、丁寧で持続可能な、やさしい形で続けていけたらと思っています。

YALDA apartmentは、静かな住宅街に佇む、全2室のミニマルなデザイナーズアパートメントです。 この建物は長く空き家になっており、出会ったときには壁も床もなく、構造だけが残された状態でした。 金沢らしい町家の趣を残しながら、清潔感のある空間に丁寧に改修しました。 家具や器、アメニティはすべて、「やさしさ」と「心地よさ」を基準に選んでいます。 2ベッドルームにはキッチンと洗濯機を備えており、長期滞在にも快適です。 清掃やリネンの洗濯には、植物由来で生分解性のある洗剤のみを使用。 環境にも身体にもやさしい選択を心がけています。

YALDA apartmentは、石浦神社のすぐ横、静かな住宅街にあります。 21世紀美術館まで徒歩1分、兼六園まで徒歩3分、鈴木大拙館までは徒歩8分。 最寄りのバス停も徒歩1分にあり、ひがし茶屋街や近江町市場へのアクセスも便利です。 地元の飲食店や酒場が並ぶにぎやかな片町エリアも徒歩圏内にあります。 朝は美術館や兼六園をゆっくりと散歩し、 昼はカフェや鈴木大拙館を訪ねて、 夜は片町で地元の料理やお酒を楽しむ。 すべて徒歩圏内で楽しめる、静かでローカルな金沢滞在をお楽しみください。